2007.12.15

書道コース先輩の取材(^_^)

こんにちはえりぃです。
秋もあっという間に過ぎ、完璧冬って感じですね。
夜景の好きな私は、街中で見るイルミネーションに見とれてしまう程。
寒いのが苦手な私の心を温めてくれます。


はい、今日のブログでは初めてのインタビュー記事にチャレンジ!
インタビューに協力してくれたのは私の先輩である2人、
文学部日本語日本文学科書道コース3回生、津村先輩と久本先輩です。

先輩たちは教員免許の為の科目も取っており、来年教員採用試験を受けるそうです。
先輩たちは、色々と活動の場を広げていて、
例えば、超一流の教育分野の先生をお招きしてレッスンを受ける研究会「明日の教室」を中心に様々な場に参加しています。

さて、今回取材させてもらったのは、11月19日に京北小学校3年生で先輩たちが行った
書写の授業の様子についてです。

これは、先輩たちが教育関係の会議に参加した中で、
同じく参加されていた小学校の先生から、書写を教えて欲しいと7月に言われたそうです。
なかなか実践にならなかったのですが、
池田先生(本学の准教授で、国語科教育法を担当されている。
「明日の教室」の事務局もつとめられている先生)が背中を押してくださり、
11月に行く事になったそうです。


段階をしっかり踏んだ指導をしたいとの事で
2時間の授業の中で「里」という一文字だけを教え、
【姿勢】 【転折】 【模写】 【作品完成】 【仕上げ】の5つの順で
めり張りのある授業をしたそうです。

そこで5色のドラえもんシールを用意しておき
各項目をクリアできた児童に「上手くできたね」 と誉めながらシールを渡したんだよと
楽しそうに授業の様子を話してくれました。

小学校3年生ということで集中力が長く続かないことが予想されるため
キャラクターを用いて説明し、興味を惹いて授業をしていくことがすごくいいな、と思いました。

これが実際に授業で使ったドラえもんの写真です。


このアイデアも色々な場面に参加した中で、ある先生の話を聞いて考えついたそう。
先輩たちのオリジナルの考え方も、現役の先生やベテランの先生と交流して
コミュニケーションをすることで出来上がったものだな、と笑顔で言っていました。
周りの人の意見を耳に傾け吸収し、なおかつ自分の考えを持ちながら、ということって
大事だと思いました。

それから、3年生だけでなくその後4年生にも続けて教えて下さいと頼まれ
急きょ2時間教えたそうです。

で、4年生を教えている間の時間に、3年生の子どもたちが先輩たちに
「今日書写を教えてくれてありがとう」という気持ちを込めて一言コメントを書き、
それをプレゼントに頂いたようで、そういった事って教えた側としても
嬉しい気持ちだったと思います。

これが子どもたちが作ってくれたものです。
12.14-1.jpg

とっても可愛らしいですね。
きっと先輩たちの授業は子どもたちにとって胸に響く授業だったと思います。
書道をやる時って姿勢が大事になってくるので
「ちょこ・ぺた・ぴん」を魔法の言葉として実践して子どもと一緒にやったことや、
キャラクターを使った楽しい授業はずっと忘れないと思うし、
先輩たちが教えてきた授業が子どもたちに何らかの役に立つ時が来るといいですね。

先輩たちの指導案や授業で使った道具を見せてもらったのですが
感心してしまう事だらけでした。
大学で専門的に書道を学んでいて相手に字を書く素晴らしさや大事さを
教えてあげる機会がある事ってすごくいいなと思いました。

おふたりはとても輝いて見え、刺激を受けましたし、
私も京北小学校で教えた授業、教わりたいです。

最後、先輩が言っていた事で印象に残った言葉があって、
「教職関係で話を出来る人、友達や先生を含めた連絡先が50人以上いる」
と言っていました。

自分の名刺を相手に渡しあう所から人と人との繋がりをもてるんだよ、
繋がりって大切だよということを池田先生から教わった様子。

先輩たちとは普段あまり教職関係の話をしないので、今回の取材は良かったです。

先輩たちが子どもたちや先生から頼りにされている事も話を聞いて分かったし、
今まで知らなかった事を聞く事ができ、
明るくお話を聞かせてもらい、私も楽しかったです。
津村先輩・久本先輩、どうもありがとうございました(*^ー^*)


投稿者 えりぃ

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