2007.11.19

最後の文書

こんにちは、モトです。
今回は卒業論文について書こうと思います。
大学生から連想するもので、卒業論文は結構メジャーな単語だと思います。
私は高校生の頃、大学は遊んで、好きな勉強をして、
最後に苦しんで卒業論文をするんだろうと思っていました。
私にとって卒業論文という言葉は、それくらい重苦しいイメージでした。

今年の橘の卒業論文提出期間は、12月11日〜12月14日。
つまり、私は今、追い込みの時期です(笑)
でも別に苦しんではいません。
まだ半分も書き終わっていませんが、
自分が調べたかったことを調べつくして書く論文は、案外、楽しいものです。

さて、卒業論文というのは、学部・学科ごとに文字数などのルールが異なります。
なので、あくまで私が書けるのは現時点での文学部日本語日本文学科の、
日本文学専攻者の卒業論文のことになります。
(日本語専攻の人は調査などがあるので……若干異なるかと)

文学部で全学科共通しているのは、1・2回生の間に、
研究や発表の基礎を知り、実際にやってみるという授業が必修で用意されていること。
日本語日本文学科では、近現代文学、古典文学、日本語学という各分野すべてのゼミを
1・2回生で体験することができます。

その中で、どういった本を参考にしていけばいいのか、
どういう風に図書館で資料を探せばいいのか、
どうやってレジュメ(発表の要旨を書いたもの)を作ればいいのかを修得していきます。

また、各ゼミではどんなことをやるのか、
先生は何を研究しているのか(先生が研究しているもののほうが、
図書館に資料が多いように感じます)を知り、
3回生になったとき、どのゼミが自分には向いているのか、
どのゼミが自分の知識欲にマッチしているかを判断して、専攻するものを決定していきます。

私はこのとき、近現代文学を専攻することに決めました。
近現代文学のゼミは、担当が野村先生です。
説明はわかりやすいし、相談もしに行きやすそうだし、
なにより友人のほとんどが近現代文学に決めていたので。
ここのゼミでは3回生の前期に、まず代表的な作品の研究を
班ごとに分かれて行い、発表します。

その後、自分のやりたい研究テーマ(作家や作品など)を決定して、先生に提出します。
そして後期からは早速、卒論の発表が始まります。
近現代文学は、発表は半期に一回ずつ、3回生後期から、
4回生の前後期の計3回あります。

この間に、12000字を越える論文を書いて、毎回4000字前後の文章を発表していきます。

さて、私は3回生の前期ですでに、太宰治について卒論を書こうと決めていました。
最初は「人間失格」という作品について書こうと決め、書いていたのですが、
調べていくうちに作家自体に興味が湧いて、「太宰治論」という作家論に変更しました。
その路線で3回生の後期、4回生の前期と発表したのですが、
反応があまりよろしくなく……また、橘には私の欲しい資料があまりなかったので……
4回生後期という今になって、やはり「人間失格」という作品論に戻そうかなと、
悩んでいるところです(笑)

私の後期発表は今月の29日。
そして卒業論文の提出は来月の14日までです。
もう最終期限まで一ヶ月もないのですが……まだ3000字止まりですね。
他の友人はもう10000字越えたとか、とっくに12000字を越えたとか言っているので、
私はかなりテンポが遅いです(笑)


それでもあまりまだ追い詰められていないのは、
調べるのが楽しいからと、徐々に終着点が見えてきているからだと思います。

まぁ、恐らく、期限前日などに徹夜して書き上げることになるんでしょうが……。
頑張ります(笑)


投稿者 モト

ページの先頭へ