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2005年11月26日

文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」シンポジウム『地域振興と大学教育-産学連携によるまちの活性化』

まちづくりにおける本学のこれまでの取組が高く評価され、「現代GP」に選出されたことを受け、11月26日、本学校内において『地域振興と大学教育』と題したシンポジウムが行われます。山科区域に密着した産学連携による教育プロジェクトについて、教員と学生らが報告を行い、続いてパネルディスカッションが行われます。まちづくり研究について様々な意見交換ができる貴重な機会です。ふるってご参加ください。
(終了しました)

日時:2005年11月26日(土)13:30〜16:30
場所:本学 清香館 B201教室
定員200名 ・参加無料

○内容
13:30〜
・主催者挨拶
・先行事例報告津田道明氏(日本福祉大学現代GP事務責任者・主幹)
・本学の取組
その1 織田直文本学文化政策学部教授
その2 学生報告1回生・2回生ゼミ代表

15:00〜
・パネルディスカッション
「地域振興と大学教育-産学連携によるまちの活性化-」

【コーディネーター】
 織田直文本学文化政策学部教授
【パネリスト】
 津田道明氏(日本福祉大学現代GP事務責任者・主幹)
 関谷龍子氏(佛教大学社会学部講師)
 龍野英次氏(山科三条商店会会長)
 小山好弘氏(清水焼団地協同組合理事長)

(お申し込み)
電話・FAX・メールにて(先着順)
*住所、氏名、電話番号、職業(所属)を明記の上、お申し込みください。(終了しました)

(お申し込み先)
京都橘大学学術連携推進室リエゾンオフィス
TEL:075-574-4186
FAX:075-574-4149
e-mail:aca-ext@tachibana-u.ac.jp

2005年11月13日

第4回「ぐるっとふれ愛まちフェスタin山科」開催、本学学生が参加

本学が協力する第4回「ぐるっとモれ愛まちフェスタin山科」が11月12・13日に開催。地域の福祉関係団体や大学、高校、住民らが参加し、「住民のふれあいと地域活性化」をめざして多彩なイベントが繰り広げられます。地域活性化に取り組む本学からは、学生団体がパフォーマンスを行うことが予定されており、期間中は文化政策学部の学生らが来訪者アンケートを行うなど、実施スタッフとしても運営に参加。また、山科地域の活性化で本学と連携する山科三条商店会の「三条街道わくわくフェスティバル2005」も11月13日開催の予定です(終了しました)。

「ぐるっとふれ愛まちフェスタin山科」
フリーマーケットや模擬店などが出店されます。大型紙芝居やストリートダンス、大道芸など、イベントも盛りだくさん!

日時:11月12日(土)
場所:山科合同福祉センター〈雨天決行〉(住所)山科区竹鼻四丁野町34-1

日時:11月13日(日)
場所:山科三条商店会ほかJR山科駅周辺〈雨天決行〉

(終了しました)
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街道にミュージシャンがやってくる
「三条街道わくわくフェスティバル2005」

日時:11月13日(日)12:00〜15:30

山科三条商店会を拠点とし、ストリートミュージシャンの演奏や、人形劇、落語寄せやトランプゲームなどが行われます。

(終了しました)

2005年11月10日

「『臨地まちづくり』による地域活性化の取組」−地域活性化と人材育成のプログラム−

現代社会の中、大学教育には、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し問題を解決する力をもった人材の育成が求められています。そのような人材育成を進める上で、地域と大学が協力し、地域を教育のフィールドとして、地域文化や地域産業の活性化を進めるなかで、学生が地域固有の問題を発見し、問題を解決していく能力を身につけることが重要になっています。
本学文化政策学部では「産公民学際」連携・協働のもとで、「臨地まちづくりの研究と教育」の方法に基づき、地域資源の再評価や歴史的商店街・伝統産業の振興に学生が関わることで、地域の活性化を促し、社会や地域の要請に応えうる人材育成に取り組んでいます。

KEYWORD 臨地まちづくりの研究と教育
地域に生きる人々が、主体的にまちづくりに臨んで地域を調査し、地域内外とのネットワークをつくり、様々な地域資源を再評価・活用し、臨床学的な手法で課題発見、対症療法と根治治療をめざすことを特色とした、まちづくりの実践と研究を進める方法。現場では学生と研究者が、地域の方々と共にまちづくりに関わり、刺激しあうことで、互いに成長し、課題解決を実現します。

KEYWORD 産公民学際
産業界を「産」、行政を「公」と呼び、住民にる梶Eョや市民団体、NPOなどを含めて「民」、大学をはじめとする教育機関を「学」、地域外や海外において関係する様々な機関や個人を「際」と表し、「産公民学際」と呼んでいます。今回のプロジェクトでは、「産公民学際」が連携し、それぞれの機関などの有する教育面での特性を活かしながら、学生の課題追求・課題解決能力を養うことを目的の一つとしています。



2005年度より予定のプログラム

1.山科駅周辺地域診断マップ制作
山科駅周辺現地調査により地域の魅力情報や問題点を書き込み、山科駅周辺案内ガイドマップの制作を行う。1回生が担当。

2.山科情報タウン誌制作
商店街代表者・役員へのヒアリング、個店へのインタビュー(またはアンケート)の後、さらに詳しく地域の観光情報の調査、商店街個店へのさらに詳しいインタビューを行う。それらの情報を書き込み、山科の情報誌『やましな游〜ing』の制作を行う。2回生が担当。

3.山科駅前の商店街診断調査の実施
山科駅周辺現地調査、商店街代表者・役員へのヒアリング、個店へのインタビュー(またはアンケート)等を行い、山科駅周辺・商店街の現状と課題を明らかにした後、改善提案の作成にあたる。1・2回生が担当。

4.まちづくり先行事例調査の実施
他府県の先行する取組を調査するため、愛知県の常滑市内の事例調査、大分県豊後高田市内の事例調査を実施する。

5.「ぐるっとふれ愛まちフェスタ in山科」への協力
2005年11月12日、13日に山科駅周辺の福祉関係団体や商店街、さらには大学、高校、住民らも参画し、住民のふれあいと地域活性化をめざして取り組まれる同企画への参加。サークルのパフォーマンス参加や実施スタッフ、来場者アンケート等を行う。

6.現代GPシンポジウムの開催
「現代GPシンポジウム」を開催(2005年11月26日)し、本取組の趣旨、内容、意義、方法、効果などについての報告を学内外に向けて行う。本取組の公表・普及を目的とし、地域をはじめとする一般社会の方々との意見交流を行う。終了後、現代GPシンポジウム報告書をまとめ、学習教材として取組の公表・普及のための資料として活用する。

7.「全国まちづくり・学生インターゼミナール」の開催
各地域に密着したまちづくり研究に取り組む学生が全国から集まり、研究の現状、課題等の研究交流、比較検討を行う。終了後、全国まちづくり・学生インターゼミナール報告集としてまとめ、学習教材として、取組の公表・普及資料として活用する。