楽陶祭報告 「陶灯路」担当より
今回の楽陶祭の中で、夜に陶灯路という企画を行いました。
清水焼団地内のお店からお借りしたお皿やお茶碗、それから
作家さんたちにお借りした大型の陶器にロウソクを入れた切子
を入れたもの、そして竹を切り出してロウソクを入れたものに
火を灯して、道に並べて鑑賞するという企画です。
実際にやってみると天候があまりよくなかったせいか、火をつけ
てもすぐ風で消えてしまい、つけては消え、つけては消えの
繰り返しでとても大変でした。
でも、なんとか風がやんで火が安定すると、暗闇の中でロウ
ソクの火が浮かび上がり、幻想的な世界が出来上がりました。
高い目線では灯りの道が、低い目線ではお茶碗や作品に映った
ユラユラと揺れるロウソクの灯りを見ることができ、両方ともとても
綺麗でした。
見にきてくださったお客さんや、団地の方々、そして頑張って
用意をしたスタッフも、この幻想的な世界に見入っていました。
この企画は、天候に左右されてしまうのでとても大変ですが、
実際にやってみるととても綺麗だし、皆さんに喜んでもらえたので
やりがいがありました。
次回またこの企画を行う時は、並べ方や並べる場所をもう少し
工夫すると、もっと綺麗に見えて楽しめるのではないかと思います。
瀬戸@3回生清水焼団地企画担当