« 愛知県常滑市へ行ってきました | メイン | 「陶器まつり」イベント企画会議 »

大分県豊後高田市へ行ってきました

平成18年3月7日から3月8日にかけて大分県豊後高田市のまちづくり事例調査に行ってきました。
(レポートです。)

大分県豊後高田市は、昭和30年代にかけて国東半島一のにぎやかな商店街として栄えていたが、高度経済成長などの影響により、近代的なビルへの建て替えも検討されました。
しかし地域商業活性化に向けた様々な調査や構想策定などに取り組み、昭和30年代を中心とする古い建物が多く残っていることに気づき、「昭和の町」をコンセプトにするまちづくりの取組が行われていったのです。

この5年間で40件のお店の修復がなされ、観光客が年々増加していきました。
豊後高田1.JPG


臨地まちづくりは、まずはそこに暮らす人々が当事者意識を持ち、自前で研究し、コンセプトを定め、自らが事業に取り組むことが重要であり、現場が生き生きとしているからこそ、学生や生徒がそこをフィールドとして学ぶことができます。
その意味でも、まさに本学の教育研究において、たいへん参考になる事例でした。