« 京都新聞取材 | メイン | 報告書ができあがりました »

現代GPフォーラム

3月4日に東京にて「現代GPフォーラム」が開催されました。
参加された木下達文先生(文化政策学部助教授)からの報告です。


文化政策学部は、平成17年度、文部科学省の現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)が採択となり、ようやく年度末を迎えることとなったが、今年度採択となった大学が東京に集まり、「現代GPフォーラム」なる催しが平成18年3月4日(土)に、東京ビッグサイトにて行われた。
プログラムの内容は、パネルディスカッションとグループディスカッション、それにポスターセッションの3部構成で展開された。

個人的にはポスターセッションのみに参加したので、その部分についての報告を行う。

当初、今回のフォーラムの背景や目的、それにターゲットがいかなるものかとても漠然としていて、非常に気持ち悪い感じがぬぐいきれないまま準備を進めていたが、開催してみて非常に強く感じたのは、このフォーラムは、「これから採択を目指す大学にとっての参考」と「採択大学同士の交流」が非常に大きな意味をもっているということである。
とくに後者については、全国から先進的なプログラムが集められてきているわけであるから、大いに刺激となった。
橘のポスターセッションは、大判のパネル2枚に、5分程度の紹介映像、それに関連資料を配置することとなった。
なかでも、映像についてはシナリオ作成から制作ディレクションを行ったが、どこの大学も同じような構成であったこと、さらには会場の関係から音声を出すことができなかったため(もちろん無音でも認知できる構成にしてあったことが幸いした)、努力したほどの効果が思ったほど感じられなかったのが残念であった。
逆にパネルに関心を示してもらったり、概要パンフレットは好評であったし、成果ツールとしてのマップやタウン誌も出口としての形がしっかりわかることに関心を示す方も多かった。
ただし、参加した3名のうち2名はほとんど他のセッションに移っていたため、他のブースをみることがほとんどできず、せっかくの機会を十分に消化できなかったことが惜しまれる結果となった。
(文責:木下達文)