第1回現代GP学外評価委員会を開催
2005年12月17日(土)本学にて、2005年度第1回現代GP学外評価委員会を開催しました。
教育学、社会学、経済学、まちづくり実践者などの専門家で構成される評価委員の方々から、豊富な意見をいただくことができました。
この現代GP学外評価委員会は、「『臨地まちづくり』による地域活性化の取組」が、本当に大きく地域の活性化に貢献し、また人材育成の教育プログラムとして優れた先行例となるため、取組の点検・評価、改善の体制として設置されたものです。
第1回委員会で学外委員の方々から出た意見は、以下のとおり。
【12月17日 現代GP学外評価委員会での意見(抜粋)】
○「臨地まちづくり」は我が意を得たり、という感がある。まちづくりはもともと臨地ではないか。 自分の大学でも取り組んでみたかった内容であり、良い見本を見せてもらえそうだ。
○3年間の学生の成長について、取組に参加した学生と参加しなかった学生との成長像の違い、成長のプロセスをフォローしていきたい。また各学年をつないで経験を蓄積していく教育手法に興味がある。
○取組成果は、数字で現れるようなものにしなければならない。今回の取組により、商店街の店舗が増えた、町が住みやすくなった、など事実として効果を出す取組にしないといけない。
○マップ制作については、ストーリー性がなければならない。女子大生が楽しめる店や、孫を連れて歩けるマップなどのように行動提案型のツールにしたほうがよい。
○マップについて、最初はつたないものであっても、学生がまちに足を運び、学ぶためのツールとしては充分活用できる。何度もまちに行くという過程が重要だと思う。
○山科をフィールドとすることの意義を共有した方がよい。大学に近いということ、地域資源・地域課題が多様であること、大学と地域に協力関係ができていることなど、山科はフィールドとしての適性を備えている。
【現代GP学外評価委員】(五十音順)
石井 布紀子 氏 有限会社コラボねっと 取締役
大歳 昌彦 氏 株式会社オンステージ 代表取締役
木全 清博 氏 滋賀大学教育学部 教授
高田 昇 氏 立命館大学政策科学部 教授
中川 幾郎 氏 帝塚山大学法政策学研究科 教授
西村 貢 氏 岐阜大学地域科学部 教授