ブックタイトルtachibanabeing87
- ページ
- 7/12
このページは tachibanabeing87 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは tachibanabeing87 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
tachibanabeing87
京都市営住宅のリノベーションプランに挑戦京都市営住宅を子育て世帯向けにリノベーションするプランを松本正富ゼミの活動として行いました。今まで子どものために特化した間取りを考えたことがなく、新しい視点で取り組みました。提案するまでの期間は短かったですが、みんなでプランを持ち寄り、取捨選択しながらまとめていきました。私たちは、もともとあった2室を一つの大きな空間にして、家族のかたちや子どもの成長にあわせて、キャビネットで自由に間取りが変更できるプランを提案しました。また、キッチンは、家事をしていても子どもの様子がわかるように、対面式に変更しました。そして、京町屋の土間をイメージして、その二つの空間をつなげました。自分たちが提案したプランが実現し、リノベーションの楽しさや、建築デザインのおもしろさを再確認できました。狂言師・茂山良暢さんの鑑賞会に参加文学部日本語日本文学会の主催で「茂山良暢狂言鑑賞会」が開催されました。狂言は、能楽堂へ行かないと見られない、格式が高いというイメージを持っている学生が多いと思うので、日本の伝統芸能の一つである狂言を大学内で間近で見られるいい機会になったと思います。私は小学生の頃に狂言に触れる機会があり、それがきっかけで興味を持ち、稽古を重ねるうちにそのおもしろさに魅了されました。鑑賞会のなかで行われたワークショップは、当日に茂山先生から提案されたもので、私は狂言の大笑い、中笑い、小笑いの所作を皆さんに体験してもらう手伝いをしました。学生が手本を見せることで、身近に感じてもらえたのではないかと思います。演じることが好きで続けてきましたが、今後はもっと狂言のことを深く学び、卒業論文にまとめたいと考えています。乳幼児との遊びを通して、子育て支援の課題を考察滋賀県の野洲市健康福祉センターで、「地域課題研究」の一環で子育て支援を行いました。これは、心理学科の日比野英子先生が野洲市在住の子育て世代に向けて講演を行い、その時間、学生が子どもたちのお世話をし、子育て支援の課題などについて考察する取り組みです。当日は、心理学の観点を意識して子どもと触れあい、様子を見ていましたが、積極的な子や無口な子などさまざまで、心情を読み取る難しさを感じました。今回の取り組みでは、心理学を学ぶ上で、貴重な体験ができたとともに、子どもたちと楽しい時間を過ごすことができました。同時に、子育ての難しさも実感する機会となりました。常に子どもと接する保護者に対して、地域・自治体がよりしっかりとサポートできればと感じました。私自身、発達や教育についても心理学的観点からしっかりと学んでいきたいです。「国際看護学Ⅱ」のオーストラリア研修を受講「国際看護学Ⅱ」という授業の一環で、2016年9月にオーストラリアで8日間の研修を受けました。各自が受講を通して深めたい学びをテーマとし、私は「外国人患者が安心して医療通訳サービスを受けられるために」をテーマにしました。オーストラリアでは、医療通訳の公的な制度が整っていて、24時間の外国語電話対応や病院にかかった際の無料通訳手配のサービスがあります。また、通訳が必要であるといったカードや痛みを伝える翻訳カードが用意されていたり、院内には多言語の案内が掲示されていました。日本では、外国人の受け入れ体制がまだまだ不十分で、早急に整える必要があると感じました。研修では、事前に調べたことについて見学・質問などして、考察を深められました。また、海外で展開されている看護を実際に見ることができ、充実した日々を送ることができました。三國弘貴さん現代ビジネス学部都市環境デザイン学科新4回生栗原尚子さん文学部日本語日本文学科新3回生旭亮太さん健康科学部心理学科新2回生田中万琴さん看護学部看護学科4回生