ブックタイトルtachibanabeing79
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tachibanabeing79
看護学部では、地域の人たちの身体計測や血圧、骨密度測定などの健康チェックを行う「たちばな健康相談」を大学祭のときに行っていて、毎年たくさんの方々が来てくださいます。私は地域の方々と交流する機会を持ちたいと思い、1回生から参加しています。1回生のときは、初めて違う世代の人たちとふれあう機会であり、実践の場でもあったので緊張しましたね。自分の担当のことだけで精一杯で周りを見る余裕もありませんでした。あれから1年を経て、全体の状況を見ながら、自分のするべきことを判断し、臨機応変に対応できるようになりました。また、一緒に活動している先輩を見て学ぶことが多く、勉強になります。看護学部は、先生や先輩との距離も近く、質問などもしやすい環境です。学生のことを一番に考えてくれる先生方ばかりなので、とても心強いです。「マーケティング調査演習」という授業の一環で、滋賀県守山市と連携して、市内のスーパーマーケットでマーケティング調査を行っています。この調査は守山市民の購買・消費活動や住環境への思いなどを調査・分析して、市に提供することで、市民のより良い生活に向けた、まちづくりに役立ててもらう目的で行っています。プロジェクトには受講生13人でそれぞれが役割を持って取り組んでいます。私はスーパーマーケットに出向き、調査への協力依頼や、協力者への口頭インタビューを行いました。学外の見知らぬ人へのインタビューは緊張もありましたが、ふだん触れ合うことの少ないさまざまな年代の人と触れ合うことができ、非常に楽しく行うことができました。今回の経験からマーケティングの難しさや楽しさを再認識することができ、将来このような調査・分析の経験を活かせる仕事に就きたいという思いがより強くなりました。児童教育学科では、毎年、大学近隣の子どもたちを招いて、大学祭で「ちびっ子ランド」を開催しています。イベントの企画・運営は児童教育学科の学生実行委員が主体となり、1・2回生が全員で行います。1歳児から小学校6年生までのそれぞれの年齢にあった企画をゼミごとに考え、運営しています。昨年は、お絵描きや宝探しゲーム、輪投げ、スライムづくり、楽器づくりなどの13の企画を行いました。当日は約800人の参加があり、子どもたちの楽しそうな笑顔を見ることができて、とてもうれしかったですね。児童教育学科は、1回生のときから子どもたちとふれあえる機会がたくさんあり、多くのことを経験できます。今後も積極的にボランティアなどに参加して、いろいろな経験をしていきたいと思っています。私は歴史が大好きで、京都で学びたいと思い、京都橘に入学しました。京都で学ぶ魅力は、すぐ近くに文化遺産がたくさんあり、実物を見ることができることです。歴史遺産学科の授業は、座学だけでなく、学外で学ぶ機会がたくさんあります。「地域課題研究」では、延暦寺や三千院を見学する機会がありました。見学では、お寺の方からお話を聞いたり、ふだんは見ることができない文化財が見られることもあります。私は、歴史的建造物に興味があり、さまざまな建築様式の技術を実際に見ることができて、とてもうれしかったですね。豊富な知識をお持ちの先生方に実物を見ながら解説をしてもらえることも、とても勉強になります。大学では、自らが学ぶ姿勢を持つことが大事です。そうすると、さらに学びを深めることができます。休日は御朱印めぐりをしています。卒業するまでに何冊になるか楽しみです。看護学部看護学科新3回生山本希美さん健康科学部心理学科新4回生荒井柾人さん人間発達学部児童教育学科新3回生末すえかた方清将さん文学部歴史遺産学科新2回生大城友莉奈さんたちばな健康相談看護学部の学びを活かして地域の人たちと交流ちびっ子ランド子どもたちにものづくりの楽しさを伝えたい守山市マーケティング調査心理学的アプローチで市民生活を豊かに地域課題研究文化遺産を身近で感じる授業