ブックタイトルtachibanabeing75
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【図書】『ボックス!』百田尚樹(著) 太田出版 2008年【映画】「いまを生きる」ピーター・ウィアー(監督) 1989年それぞれボクシングと詩という異なる題材を取り上げた作品ですが、いずれも若者の生きる姿を鮮烈に描写しています。主役級の若者、親、教師等々、どの登場人物の視点に立つのかによって、まったく異なる感想を得られるような気がします。“本当の強さ”とは何か、“自分の心に正直に生きる”ことの輝かしさと危うさ、そんなことを少しだけ考えながら、これらの作品に触れてみるのもよいと思います。【図書】『 100の思考実験あなたはどこまで考えられるか』ジュリアン・バジーニ(著)紀伊国屋書店 2012年【映画】「サウンド・オブ・ミュージック」ロバート・ワイズ(監督) 1965年この本は読むのではなく「考える」本です。さまざまなシチュエーションに自分を置換して考えるため、イメージ力も養えます。「サウンド・オブ・ミュージック」には、明るく活発な主人公の存在が人々の心を開き、家族の隔たりまで修復していく過程が描かれています。ハートフルなミュージカル映画ですが、終盤の亡命シーンはアクション映画さながらの緊張感があります。【図書】『 僕の死に方エンディングダイアリー500日』金子哲雄(著) 小学館 2012年【映画】「しあわせのパン」三島有紀子(監督) 2012年図書『僕の死に方 エンディングダイアリー500 日』は、流通ジャーナリストの金子哲雄さんの人生が書かれた本です。毎日の生活のなかで疲れたり悩んだりしたとき、癒されたり悩みを解決する糸口を見つけたりすることができる本です。また映画「しあわせのパン」は、東京から来た夫婦が北海道でパンカフェを開き、そこにやってきた人々との交流が描かれた映画です。【図書】『 中国行きのスロウ・ボート』村上春樹(著) 中央公論社 1997年【映画】「ニュー・シネマ・パラダイス」ジュゼッペ・トルナトーレ(監督)1988年『中国行きのスロウ・ボート』は、村上春樹の初めての短篇集です。ストーリーのおもしろさはもちろん、眼前に映像が浮かんでくるような風景描写がとても好きです。「ニュー・シネマ・パラダイス」は、イタリアの田舎町の小さな映画館を舞台とした映画です。主人公の演技、町の美しい風景、BGM の旋律すべてが心に深く響きました。文学部歴史遺産学科登谷 伸宏 助教【図書】『ホイットマン詩集―対訳』ウォルト・ホイットマン(著) 木島始(訳)岩波書店 1997年【映画】「レナードの朝」ペニー・マーシャル(監督) 1990年ホイットマンは同性愛者の詩人で、アメリカ南北戦争中、両軍の兵を看病した偉人です。特に『草の葉』は深みのあるプラス思考でエネルギーに溢れた、非常に素晴らしい詩集です。精神病院で生活を送る植物人間レナードは臨床経験のない研究者の懸命な務めにより再び目覚める。「生きること」と「学問と人間」について深く考えさせる作品です。この映画のもう1つの醍醐味は途中出てくるリルケ作「豹」という詩です。人間発達学部英語コミュニケーション学科アンガス ノーマン 教授現代ビジネス学部現代マネジメント学科救急救命コース千田 いずみ 助教健康科学部心理学科田中 芳幸 助教看護学部看護学科堀 妙子 教授大学生のときに読んでほしい図書や観てほしい映画について、先生方におすすめのものを聞きました。学部・学科関係なく、心に響いてくる作品に、ぜひ向かい合ってみてください。先生おすすめ図書& 映画『 100 の思考実験あなたはどこまで考えられるか』『 中 国行きのスロウ・ボート』『 ボックス! 』 『 ホイットマン詩集―対訳』「 サウンド・オブ・ミュージック」「 ニュー・シネマ・パラダイス」「 いまを生きる」「 レナードの朝」『 僕の死に方エンディングダイアリー500日』「しあわせのパン」