ブックタイトルtachibanabeing75
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「第9回 京都から発信する政策交流大会」で賞を受賞大学で学ぶ目的の一つは、自ら学ぶ姿勢と方法を身につけることです。関心を持ったものについて、自分次第で知識や経験をいくらでも深めることができ、学びの可能性が大きく広がるのです。ここでは、充実した学びを実現している先輩たちに話を聞きました。都市の抱える問題・課題を見つけ、それを解決するための研究を行う学生の研究交流の場として、2005年より開催されている政策交流大会。2013年12月1日(日)にキャンパスプラザ京都で行われた「第9回 京都から発信する政策交流大会」において、本学都市環境デザイン学科の4回生2名が賞を受賞する快挙を成し遂げました。イベントが地域をつなげる役目を果たす「山科の灯りイベント『陶灯路』の8年を追って」というテーマで、イベントが地域をつなげる役目を果たしていることについて発表しました。「陶灯路」とは、清水焼団地が開催する大陶器市「清水の郷まつり」を盛り上げるために、現代ビジネス学部の織田直文先生と学生、清水焼団地の作家の方々や地域の人とが連携して、8年前から始めたものです。回を重ねるごとに来場者も増え、今や山科駅前や勧修寺・随心院でも開催される、地域を巻き込んだ大イベントへと成長しました。まちづくりに全力で取り組んだ4年間私は、オープンキャンパスで織田先生の話に魅力を感じて入学しました。1回生のときから4年間ずっと陶灯路イベントに全力で取り組んできて、「現場を重視」することを学びました。それを優秀賞受賞という形で評価されたことがうれしいです。実は、卒業研究は、七夕陶灯路のマニュアルになっています。後輩たちに長く続けていってほしいという願いを込めて、陶灯路の歴史から企画運営に至るまでをまとめました。大学生活は、自由にできる時間をどれだけ有意義に使うかです。情報を集め、授業だけではない学びの機会を自分でつくり出すなど、積極的に行動してほしいと思います。大田 雅之 さん現代ビジネス学部都市環境デザイン学科4回生発見! みんなの学び大学で地域づくりの実践を積んだことは大きな財産高校生の頃から地域ボランティア活動などに取り組んでおり、地域活性化に興味がありました。大学では、山科地域など、実際のフィールドに出て人と関わったり、企画運営などの実践を多く積むことができ、貴重な経験になりました。卒業研究は、特産品のゆずを使った地域づくりで有名な、地元高知県の馬路村をテーマにするつもりでした。でも、さまざまな地域での林業などを見ていくうちに、ただの事例研究で終わらせたくないと思い、「日本全体における森林資源の利用可能性と地域づくりについて」を卒論のテーマに決めました。全国の資料を探してまとめていくのが大変でしたが、先生方にサポートしてもらい、仕上げることができました。地元の活性化のために始めた研究発表では、建築材の利用法を見直すことや、間伐材の利用法促進など、日本の木を余すことなく使う方法を提言し、衰退している林業の復興を訴えました。まさか賞をもらえると思っておらず受賞には驚きましたが、地元の活性化のために始めた研究だったので、うれしさと充実感でいっぱいです。将来は、活気のなくなってきている地元をもっと盛り上げたいと思っています。社会経験を積んで地元へ戻り、貢献したいです。小松 千織 さん現代ビジネス学部都市環境デザイン学科4回生京都府知事賞を受賞!優秀賞を受賞!