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プロジェクトを通して、ゼミ生同士の団結力が強くなった 地下鉄構内をアートで飾る「ダイガク×チカテツ駅ナカアートプロジェクト」への参加は、ゼミの授業の一環として取り組みました。ゼミで話し合い、椥なぎつじ辻駅の壁面に1枚の大きな絵を描くことになりました。作品タイトルは、「梛な木ぎの駅の仲間達」。梛木の木に動物たちが集まり、駅を利用する人たちに「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と挨拶するというものです。ゼミ生全員でのグループ制作は初めてで、意見調整は大変でしたが、この活動に取り組んだことで、ゼミ生同士で話す機会が増えて団結力も強くなりました。作品を通じて地域の人たちとの交流ができた 3月19日に京都市右京区総合庁舎で、プロジェクトに参加した9大学合同の意見交換会が行われました。他大学の作品や、さまざまな表現方法について知ったり、自分たちの作品を見直す機会にもなり、いい刺激になりました。 作品を設置しているとき、ある親子が、絵に笑顔で話しかけたり、一緒に写真を撮っているのを見て、うれしく感じるとともに地域の人と直接ではないけれど、作品を通した交流ができるということに感動しました。次回は違うゼミの学生が参加しますが、地域の人たちを笑顔にして、つながれるような作品を作ってほしいです。    生京都現代ビジネス学部都市環境デザイン学科3回生嵯峨 聡あき予よさんダイガク×チカテツ駅ナカアートプロジェクト文学部歴史学科3回生久保田 幹也 さんベトナムでの海外留学研修海外で仕事かボランティアをしたい 留学を考えたのは2回生後期です。何もしないまま就活を始めることに少し疑問を感じていて、在学中に何かをしたいと思いました。その頃、留学経験のある先輩と話す機会があり、「1年くらい海外に行ってみることも、いい経験になるよ」と言われ、海外留学をしようと考えました。海外に行くなら、仕事かボランティアをしようと思い、ある奨学金団体の海外留学研修に応募して、1年間、ベトナム ダナン市のさくら日本語センターに派遣され、日本語教師をやりました。学ぼうとする意識の高さに感銘を受けた 現地での活動は、日本語の入門・初級コースで、日本語を教えるほか、七夕や日本の歌などの日本文化の紹介や、文化祭の企画・運営などをしていました。一クラスは約35人で、中学生から社会人の人たちまでが一緒に学びます。一人ひとりがきちんと目的を持って学びにきているので、勉強することに対して貪欲で熱心でした。その姿勢を見て、私も頑張らないといけないと思いました。 この研修を終えて、自分の視野が狭かったことに気がつきました。日本のことや日本文化について、もっと知りたい、学びたいという意識も高くなりました。日本だけでなく、他の国にも行って、たくさんのことを見聞きしたいですね。そして将来は、勉強したい人たちをサポートする仕事に就くことを目標に頑張りたいです。「ダイガク×チカテツ駅ナカアートプロジェクト」京都市交通局が地下鉄の駅構内を芸術的に演出しようと、京都市内の9大学に呼びかけて始まったプロジェクトクローズアップ